2019年6月

語り描く身体

「君に届くな」が君を想いすぎて気がふれていた。倫を外れる美しさに目が釘付けになった。次に「死神」が続きさらに世界が傾いた。言葉の緩急とマイムによって目の前に賽の河原が現出した。左右に声を振ることによってパノラマに押し広がる賽の河原。今迄と質の違う広がり方だった。

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