2019-06-08 レビュー 大森靖子 語り描く身体 「君に届くな」が君を想いすぎて気がふれていた。倫を外れる美しさに目が釘付けになった。次に「死神」が続きさらに世界が傾いた。言葉の緩急とマイムによって目の前に賽の河原が現出した。左右に声を振ることによってパノラマに押し広がる賽の河原。今迄と質の違う広がり方だった。 続きを読む…