2016-06-22 フィクション 陰影記録 徘徊老人の独り言≒おばあさんのハンズフリー通話 おじいさんのメトロノームのような自転車のベル 温かいレンガ造りのヤクザの家の監視カメラの駆動音 町中の病人を乗せ中央病院にあつまる救急車のサイレン 頭上を攻め行く旅客機の轟音 人工河川敷を走る野性を持て余したビジネスマンの足音 それら全てを くっきり映すLEDライトの陰影